冷徹な大量虐殺:中国での法輪功(学術誌の掲載論文)

冷徹な大量虐殺:中国での法輪功
(学術誌の掲載論文)
 

『ジェノサイドの研究と阻止:国際ジャーナル(GSP)』に2018年に掲載された論文。GSPはジェノサイド研究学者国際協会(IAGS: The International Association of Genocide Scholars)の公式学術誌。

 

要約

法輪功撲滅運動における冷徹な大量虐殺のパターンを模索する論文。法輪功は1999年以来、中国政府が撲滅の対象にしてきた精神修養方法。記録されてきた大量虐殺の事例と比較すると、法輪功の大虐殺は、事実上、無視されてきた点で異例である。同論文は、ソーシャルワーク、医療、法律を包括する学際的な視点から、この隠蔽されたジェノサイドの多角的な性格を明確にしようと探っている。特に、法輪功撲滅運動は下記の三点から、冷徹な大量虐殺として他とは異なることを示している。

(1) 多角的:法輪功学習者を、肉体のみならず、心理的、社会的、精神的に破滅させる
(2) 不可視という点で狡猾
(3) 撲滅運動の行われている社会で通常化

これらの不可視で物理的でない要素が相互に作用し、法輪功学習者を対象とした勢力のある陰湿で極端な「冷徹な大虐殺」が生み出されている。また、これらの要素が相互に作用しているため、この大虐殺は今日のジェノサイド研究で過少評価されている。

 

全文を読む/ダウンロードする(英文)

 

著者:

カナダ・マニトバ州ウィニペグ、マニトバ大学
マリア・チューン

米ワシントンDC、強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)
トルステン・トレイ

カナダ・マニトバ州ウィニペグ、マニトバ大学
デービッド・マタス

カナダ・オンタリオ州トロント、ヨーク大学
リチャード・アン

ノルウェーでの臓器売買に関する法律改正

ノルウェーでの臓器売買に関する法律改正   ニコラス・ストロンベック   2017年6月8日、ノルウェー政府は国内の臓器移植法を改正しました。欧州評議会で通過した「人の臓器売買撲滅」(条約216)の批准と実施のため、不法に移植される臓器の商業目的での使用に焦点をあてたものです。同条約に従い、ノルウェーの法規は人の臓器売買を防止し撲滅させるものです。このため、条項違反の場合の懲罰が重くなっています。   背景   ノルウェーは、2015年3月25日に人の臓器売買を禁止する条約に署名した最初の国に数えられます。アルバニア、オーストリア、ベルギー、チェコ共和国、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルグ、ポーランド、ポルトガル、モルドバ共和国、スペイン、トルコ、イギリスも並んで署名しました。以来、アイルランド、ラトビア、ロシア連邦、スイス、ウクライナも加わりました。現在のところ、アルバニア、ノルウェー、モルドバ共和国が、条約を国内法に批准しています。   この条約の目的は、特定の行為を国内法で犯罪とし、臓器売買を防止し撲滅することにあります。加盟国はこれらの行為を撲滅するために、国内レベル、国際レベルで連携し、効果的に実施されるように、明確なメカニズムを設定する必要があります。   ノルウェーの法律の主な改正内容   2017年6月16日付のノルウェー法nr.54において、下記の国内法が改正されました。 ・刑法(lov 22. mai 1981 nr. 25 om rettergangsmåten i straffesaker) ・移植法(transplantasjonslova, lov 7. mai 2015 nr. 25) ・剖検法(lov 7. mai 2015 nr. 26 om obduksjon m.m.) ・医療とヘルスケアの研究に関する法(lov 20. juni 2008 nr. 44 om medisinsk og helsefaglig forskning)   移植法の最も重要な改正点を以下に翻訳と略語で記します。  …